自由研究のまとめ方
レポート用紙や模造紙にまとめますが、書き方は基本的にどちらも同じです。
ただし、レポート用紙の場合は表紙をつけるのが一般的です(表紙には、タイトル、名前、日付を書く)。
小学生や中学生の研究といえども、プロの研究者の論文と同じように、しっかりまとめることが重要です。
研究そのものがうまくいかなくても、まとめ方がしっかりしていれば、それは価値のあることなのです。
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では、自由研究のまとめ方を具体的に解説します。
必要な項目
以下の項目を、模造紙やレポート用紙に書きます。
- タイトル
- 名前、日付
- 研究の背景(動機)
- 研究の目的
- 研究の方法
- 研究の結果
- 考察
- まとめ/結論
- 参考文献
タイトル
研究内容をわかりやすくシンプルに表現します。
例:「○○の観察」
名前、日付
学年、クラス、名前と日付を書きます。
日付は、研究をした日でも良いですし、提出する日でもどちらでも良いです。
提出する日を記入した場合は、研究をした日も、レポート内のどこかに書いておいた方が良いです。
例:
「2012年9月1日
3年2組 山田花子」
研究の背景(動機)
なぜ、この研究をしようと思ったのかを書きます。
普段から不思議に思っていたことや、気になっていたことなどです。
理科の教科書に書いてある内容に対して「これをこうしたらどうなるのかなあ?」と疑問に感じたことなどです。
研究の目的
研究によって明らかにしたいこと、調べたいことを書きます。
背景(動機)とほとんど同じになっても構いませんが、目的は具体的かつ、端的に書きます。
研究の方法
研究方法の詳細に書きます。
実験装置、測定方法、測定時刻(時間)などが含まれます。
写真や図を使うと良いです。
研究の結果
研究結果を書きます。
測定した結果(長さ、重さ、大きさ、色など)を数字や言葉で書きます。
自分の考えなどは書かず、あくまで客観的事実のみを書きます。
考察
研究結果に対する自分の考えを書きます。
意外な結果が出た場合は、なぜそうなったのかを考えて、それを書きます。
研究方法を改善すれば違う結果がでると思った場合は、それも書きましょう。
まとめ/結論
今回の研究でわかったことを文章でまとめます。
目的、結果、考察などを総括する内容になります。
参考文献
研究の参考にした本やサイトを書きます。
自分のレポート内に、本やサイトに載っている写真や文章を引用する場合、どの本やどのサイトのものなのかを書かないと、盗作とみなされてしまうので注意です。
例:「参考サイト:簡単手作りおもちゃの作り方 工作図鑑」