木製のインドアプレーン・飛行機
難易度 ★★★★★ (5)
室内で飛ばす軽量のおもちゃの飛行機(インドアプレーン)です。
この飛行機は、プロペラのないタイプです。
今回紹介するのは、私が始めて作ったインドアプレーンです。
桧(ヒノキ)で骨組みを作り、ポリ袋で翼を作ります。
軸(胴体)にはバルサ材を使います。
インドアプレーンを作るのは初めてなので、見よう見まねで作りました。
骨組みの素材をヒノキにした理由は、単純にホームセンターで売っていた細い木がヒノキだったからです。
骨組みも全てバルサで作るのが主流ですが(軽量にできるので)、バルサはモロくて壊れやすいのが欠点です。
工作用紙の飛行機と比べると、軽量にも関わらず翼が大きいので、ゆらゆらとゆっくり飛んでいきます。
ただし、風には弱いので室内で飛ばすようにしましょう(だからインドアプレーンなのです)。
初心者向けの簡単な作り方ですが、手作りおもちゃの中では難しいほうだと思います。
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材料と道具
材料
- 桧(ヒノキ/軽めの木材なら何でも良い)
- バルサ
- ポリ袋(スーパーの袋でも良い)
- 工作用紙
道具
- はさみ
- カッター
- スティックのり
- 木工用ボンド
- セロハンテープ
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作り方
翼の骨組みを作る
まずは、ヒノキをカットします。
サイズは適当ですが、今回は、大きい翼が30cm×7cm、小さい翼が18cm×7cmにしました。
カッターをのこぎりのように使って四つ角に切れ目をいれて、最後は包丁のようにザクっと切ると綺麗に切れました。
はさみで切ると、断面がつぶれてしまうので注意が必要です。
斜めに角度をつける箇所は、カッターで切れ目を入れた後に指でポキっと半折れさせます。
そして最後に折れ目の部分に木工用ボンドを流し込んで乾燥させます。
本格的な愛好家の方がどのように作っているのかは不明です。
おそらく、別々にカットした木を接着させているか、一枚の板から切り抜いているのだと思いますが。
カットしたヒノキを木工用ボンドで接着します。
接着させる断面積は小さいのですが、意外に良くくっつきます。
完成した骨組みです↓。
次は、翼にシートを張ります
シートは、100円ショップで売っているゴミ捨て用のポリ袋です。
骨組みにスティックのりを付けて、翼よりも少し大きめにカットしたポリ袋に貼り付けます。
のりが乾いたら、余分なシートをはさみできりとってください。
↑シートにたるみが出来ているので悪い例ですね(笑)
バルサで軸(胴体)を作る
バルサ材を30cm×8mmにカッターでカットします。
それだけです。
翼と軸(胴体)を接続します。
大きい翼は2本の柱で支えます。
軸のバルサ材にカッターでくぼみを作って、そこに木工用ボンドをぬった柱を差込みました。
柱と大きい翼はボンドだけだと弱そうなので、工作用紙でT字とL字の補強材を作ってそれをボンドで接着しました。
垂直尾翼(機体後方の縦に付ける翼)は、バルサにくぼみを付けて、そこに差し込むようにして木工用ボンドで固定します。
最後尾はこんな感じ↓
先端に重りを付ける
工作用紙を巻きつけました。
プロペラがないので、重りを付けないとうまく飛びません。
完成です。
手で投げ出さなくても、手を高い位置において飛行機を放すだけでも、ゆらーっと前進していきます。
軽く投げたところ、部屋の壁にぶつかった衝撃で胴体の一部が折れてしまったので、工作用紙で補強しました。
見よう見まねの自己流にしてはそれっぽく作れていると思います。
今度は、プロペラ付きのゴム動力飛行機に挑戦したいと思います。